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  • 松下 正輝先生(臨床心理学、健康心理学、老年精神医学)

私立大学/兵庫

コウナンジョシダイガク

こんな先生・教授から学べます

心理学を健康の維持や病気の予防に役立てる先生

臨床心理学、健康心理学、老年精神医学
心理学部 心理学科<仮称> (2025年4月開設予定(仮称・開設構想中) ※概要・計画などは予定であり、今後変更になる場合があります)
松下 正輝先生
先生の取組み内容

誰でも不安や緊張で眠れないことがあります。これが慢性的な状態になると「精神生理性不眠」といい、私の研究テーマの一つでもあります。寝つきが悪い日などをきっかけに「今日も眠れないのではないか」と不安になり、かえって眠れない。そんな時は、一度ベッドを離れ、リラックスして過ごし、眠くなってから寝床に入ると良いことがあります。睡眠は大切ですが、完全な睡眠を求めることでかえって睡眠の質を下げてしまうことがあるため、「日中、生活できていれば大丈夫」くらいのつもりで過ごすことも重要です。以前、大学受験浪人生の睡眠時間を調査した際に、睡眠時間の短い人はもちろんですが、長すぎる人も心の健康が悪化し、日中に十分に力を発揮できない可能性がわかりました。適度でほどほどの睡眠時間は勉強する上でも大切かもしれませんね。

近年、レム睡眠の減少と認知症の発症の関係が報告されており記憶や学習においても睡眠が注目されています

授業・ゼミの雰囲気

ワクワクする気持ちが心理学研究の入り口。あらゆる分野で、社会を俯瞰し分析する視点を養います

ゼミでは「面白い」「ワクワクする」ことを見つけるところから始まります。ニュースや新聞、週刊誌の記事も研究のテーマ選びのヒント。社会問題の中には心の健康がキーワードとなるものが少なくありません。例えば、近年注目され国会でも取り上げられたヤングケアラーの問題。海外の論文をもとにヤングケアラーの支援について調査し、卒業論文にまとめた学生は大学院に進学し、より専門的に研究を発展させる予定だそうです。興味があるからこそ本気で研究に励む学生が集まり、議論と笑いの絶えない賑やかな雰囲気が松下ゼミの魅力です。

思い込みや考え方の癖は時に問題解決を妨げます。心理学を学ぶと客観的でフラットな視点も身につきます

キミへのメッセージ

学びのフィールドを拡大!学内外と広くつながりながら研究できる環境を強化

2025年4月より始まる心理学部では、産学官連携も視野に入れ、今まで以上に学外のフィールドで学ぶ機会を充実させる予定です。学内外と協働しながら社会の課題を見つけ、解決へ導くプロセスをぜひ体感して下さい!

松下 正輝先生

大阪大学大学院を修了後、熊本大学医学部附属病院・臨床心理士、National Cheng Kung University・客員研究員、熊本大学大学院生命科学研究部・特任助教に就任。その間、学生のメンタルヘルス、認知症の方やその家族への支援を行い、論文を多数執筆。2019年に甲南女子大学人間科学部・講師に着任するとともに、近畿中央病院において非常勤心理療法士として教職員の心の健康に関する研究を行っている。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先生・教授から学べるのは…

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