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医師の学校の選び方

医師の学校の選び方

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医師になるためには医学部を卒業すること、医師国家試験に合格し、2年間の初期研修(研修医)を修了することが必要です。医学部を選ぶ際には、国公立大学医学部と私立大学医学部の違いや、校風や理念、カリキュラムなどの特色をチェックしておきましょう。6年間を過ごすキャンパスや付属病院、先輩達は実際にどういった生活を送っているかをオープンキャンパスなどで確認することも大切です。

国公立大学医学部と私立大学医学部の違い

国公立大学と私立大学では、学費が大きく異なります。
国公立大学は独立行政法人であるものの、国からの補助金が収入の大きな部分を占めています。国の支援があるため、学生の学費は他の学部と同等に抑えられており、補助金などを利用した設備投資なども可能となっています。
一方、私立大学は学生からの学費、受験費、寄付から成り立っています。
多くの場合、他学部よりも教育にかかる費用が多い医学部は、学費が高額となっています。
しかし、国からの補助金のように用途を指定されていないため、大学ごとのカラーに応じて一分野の研究に特化したり、著名人を教授として雇用したりと、さまざまな取り組みが可能でもあります。
また、私立大学医学部には、保護者が開業医として経営にも携わっている学生が多く、医学だけでなくビジネス視点の学びの機会も多い印象です。それぞれの大学ごとに特色が異なるため、事前の情報収集が重要です。

医学部の場所と付属病院の雰囲気

他学部もある大学では、医学部が別のキャンパスとなっていることも多くあります。6年間の学生生活の中で、どのキャンパスで過ごす時間が多いのかを事前に確認するとともに、実際に講義をうける場所や実習する付属病院の様子も目で見て確認してみましょう。

理念や校風

それぞれの大学によって、重視している考えや理念が異なります。そこで学ぶことで、少なからずその影響を受けることになります。カリキュラムや理念を確認するだけでなく、実際にどのような先輩たちがいて、どういった生活を送っているか聞くことも大切です。

取材協力・監修

有路登志紀※2020年9月4日更新

消化器外科医10年目。群馬大学医学部医学科卒業後、群馬、埼玉での勤務を経て2017年より江戸川区の森山記念病院で勤務して現在に至る。二次救急を主体とし、消化器外科の緊急手術から緩和ケアまで幅広く対応する地域医療を目指しています。

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