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私立大学/神奈川

ショウナンイリョウダイガク

こんな先生・教授から学べます

AIの代わりにはならない「薬剤師」を育てる先生

臨床薬学
薬学部 
加賀谷 肇先生
先生の取組み内容

みなさんは「緩和医療」という言葉を聞いたことはありますか?緩和医療の一つの仕事として、例えばがん患者さんを心身の苦痛から解放することがあります。身体の痛みに加え、精神的、社会的、霊的な面でも痛みを伴うことが多いのです。薬剤師の役割は、調剤や処方箋の確認という薬剤知識を活用し、医師や看護師等と協力して、まずは身体の痛みを和らげること。そして緩和医療の場合は、その方の心に寄り添い、総合的に痛みも和らげることが大切です。
古くは薬剤師は薬という“モノ”を中心に学問をしてきましたが、現代社会では患者さんという“ヒト”との対応能力が求められています。薬剤師は、よく「AIにとって代わる」と言われますが、そんなことはありません。AIにはできない「人として、人に向き合うこと」。それができる薬剤師を育てます。

緩和医療の中での薬剤師の役割について、長年考え続けてきました

授業・ゼミの雰囲気

他の医療職と協力し合う「チーム医療」について、しっかり学べる環境

「チームの中で自分の立場から発言できる人になってほしいです」と加賀谷先生。湘南医療大学は、理学療法、作業療法、看護、そして薬学を学べる医療の総合大学。1年次から教養科目を通じて、他学科の学生とふれあいます。学年が上がり臨床実習に出始めてからは、薬剤師・理学療法士・作業療法士・看護師、それぞれの立場から一つの症例へのアプローチについて議論を交わす「グループディスカッション」を行う授業を実施。在学中、絶えず他学科の学生と交わる機会が多いからこそ、協力し合う「チーム医療」をしっかり学べます。

医療職は人とのふれあいが大切。学生ともしっかり対話をします

キミへのメッセージ

「人の役に立ちたい」。医療職である薬剤師には欠かせない気持ちです

今日の山を乗り越えても、また新しい山が見えてきます。一つひとつ、自分の目標となる登るべき山を見つけ、登ってください。「人の役に立ちたい」。その強い気持ちがあれば、どんな山でも乗り越えられるはずです。

加賀谷 肇先生

専門分野:臨床薬学
1975年3月に明治薬科大学製薬学科を卒業し、同年4月北里大学病院薬剤部入職。1996年9月に博士(薬学)の学位取得(明治薬科大学)。1999年4月から済生会横浜市南部病院で薬剤部長として、2012年6月まで長年にわたり活躍。2012年7月から、明治薬科大学臨床薬剤学研究室教授に着任。同大学を2018年3月に定年退職。2019年6月、湘南医療大学薬学部設置準備室特任教授に着任。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先生・教授から学べるのは…

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